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結露が発生する、その原理を追ってみましょう。空気中に含まれる最大水蒸気量は、温度が高いほど多くなり、温度が低いほど少なくなります。
そしてある温度の空気中に含まれる最大水蒸気量に対して、その時点での実際の水蒸気量の割合を表したものが相対湿度(以下「湿度」)です。従って、水蒸気量が一定でも、温度が変化すれば、湿度も変化するというわけです。
右のグラフで、温度が20℃、湿度が60%の状態から、温度だけが15℃に下がったとします。
すると湿度は82%に上昇することがわかります。(グラフA点)さらに温度が下がって、湿度が100%を超えると、空気中の水蒸気は水滴に姿を変えます。このときの温度を露点といい、この水滴が結露の正体です。たとえば、温度が20℃で湿度が60%の空気の露点は12℃(グラフB点)です。
つまり、温度が12℃以下になると結露が発生するわけです。
電車の中の暖かい空気が、露点より冷たいメガネのレンズにふれると、レンズのまわりの水蒸気が水滴になり、レンズが曇るというわけです。
空調や混み具合によって水蒸気量が変化すると露点も変わるので、同じ温度のレンズでも、結露したりしなかったりするのです。
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